車は、発明されてから100年以上の歴史を持つ機械です。その歴史の中で、科学技術の進歩とともに新しい技術も取り入れられた結果、構造は複雑なものになり、可動部だけでも100個以上を有する機械の集合体となりました。最近では、機械部品の他に、電子制御を行ったり、動力源が内燃機関とモーターのハイブリッドとなったものも多く製造されるようになったため、部品の総数は3万点にも及びます。
これだけ多数の部品を用いていながら、現在ではユーザーが使用しているときに故障を起こす確率はとても低くなっています。しかも、多くの場合には、ずっと屋外に置かれていて、雨風にさらされたり、夏の暑さや冬の寒さを経験しても、10年以上の寿命を持つものが多数あります。
このような過酷な環境でも故障が少ない理由は、一つは長い歴史の中で様々な不具合を経験していて、その対策が次の製品に反映されてきたからです。ひとたび故障が原因で事故が発生したり、事故に至らなくてもリコールをしたりすると、その経験は次に生かされます。そしてもう一つは、徹底した品質管理がなされているためです。品質管理については、国際的な標準があり、各メーカーともその標準を守っているのは勿論のこと、更に信頼性を上げるために、会社独自の品質管理の方法が適用されています。???? Vol.5 ??????