サイドブレーキ(パーキングブレーキ)とは、てこ・ねじ・カムなどによってブレーキ摩擦を倍力させて、自動車が動かないようにするたに使うもので、ハンドブレーキや駐車ブレーキとも呼ばれます。ちなみに、サイドブレーキとは和製英語です。
サイドブレーキ自体は後輪二本にしか付いおらず、四本すべてにブレーキがかかるフットブレーキに比べ、止める力(制動力)は弱いです。
サイドブレーキはオイル漏れなどでフットブレーキが使えない時に、ギアの減速と併用しながら自動車を止めることができたり、レースで、ドリフト走行やスピンターンにも使われます。
仕組みは簡単で、ブレーキワイヤーを引くことで後輪をロックさせます。
フットブレーキは油圧ブレーキを使うのに対して、サイドブレーキはブレーキワイヤーを引くことで車体を止めています。
そのため、ブレーキオイルがなくなってもサイドブレーキは効きます。サイドブレーキを引いた状態ではブレーキ警告灯は点灯しています。サイドブレーキを解除しても警告灯が点灯していれば、ブレーキオイル漏れを疑う必要があります。
サイドブレーキには、ドラム式・インナードラム式・ブレーキキャリパー式の種類があります。
氷点下ではブレーキまわりが凍結し、ブレーキ解除が不可能になる恐れがあるため、サイドブレーキを使わないことが推奨されています。
また、法令上ではサイドブレーキは、乗用車で20パーセントの勾配に、貨物車で18パーセントの勾配に駐停車できるよう定められています。